・五徳   菊地政光作 紅鉢用虫喰 (茨城県 K様)


据えられた政光五徳 桐の長火鉢
開梱してみて、その風格に思わず感嘆しました。
早速、灰をふるいなおして五徳を据えてみました。
小振りの火鉢にはちょうどいい大きさでした。
丸い足が灰の中に隠れると、爪の鋭角がより際立って、眺めるたびに
身の締る思いです。

鉄瓶をかけた心地も頼もしく、お茶の時間がまた楽しくなりそうです。
…ただその分、もったいなくて、焼き網などは乗せにくくなりましたが…(^^;)


左画像 政光五徳を据えられた様子です。炉にぴたりと合った様子、店主冥利に尽きます。

右画像
 お使いの桐の長火鉢の全体像だそうですが、上品でこれからお使いになって風格を増してくる様が浮かぶ桐の木目の美しさが伺われます。当初は火鉢とセットであった五徳を使用されていました。
  盛久工房さんの鉄瓶
この秋は、どうしても炭火で土瓶蒸しがしたくて器を買ってきてしまいました。
器自体は安いものですが、なんだかとても贅沢をしている気分になりました。
こんな風に季節を楽しめるのも、炭があればこそですね。
以前は紅茶派でしたが、最近はもっぱら中国茶か日本茶党になりました。
これもひとえに火鉢のせいかと…。
美味しい紅茶を淹れるには、沸かしたての軟水を使うこと、とあります。
しかし鉄瓶で沸かした湯は、カルキがぬけるのはいいのですが、鉄分が
混じってしまい硬度が上がり、繊細な味も香りも出にくくなります。
更に、火鉢にかけっぱなしの湯では酸素が抜けていってしまい、茶葉が
開きにくくなります。
となると、火鉢と鉄瓶で沸かした湯は、紅茶には向いていないようです。
しかし、沸かした湯で何煎も淹れる中国茶や日本茶には、鉄瓶の湯は
重宝します。
茶道など習ったこともありませんが、火鉢で沸かした湯を使ってお茶を
淹れるときは、自然と背筋が伸びるから不思議です。


画像
お持ちの鉄瓶は鈴木盛久工房さんのもので、フォルムも色もしなやかでやさしい印象をお持ちだそうです。ゆるやかな丸みが女性好みですね。当店のスタッフにも人気な形です。

 

 

HIBACHIYA
毎晩のように炭を熾し、鉄瓶でお湯を沸かしてお茶を嗜まれていらっしゃいます。当店のお客様の中でも、火鉢が日常化されている方々の中でも群を抜いています。
火鉢の前では思わず背筋を伸ばして、正座してしまうのは私もです。炭と向かい合う清々とした気持ち、少しの緊張感がリラックスに変わるときが、まさに醍醐味かと思います。
また楽しまれた様子、ぜひお寄せ下さい。


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