茶道具職人の作 第一弾 火鉢屋オリジナル

 拭き真鍮くるみ火箸

拭き真鍮くるみ火ばし
 

拭き真鍮くるみ火箸 は、中が空洞になっています。

火箸は元々は一枚の南部鉄の板を打って丸めて作っていました。
丸めて、くるんでいたので “くるみ”火箸と呼ばれるようになりました。
いわゆる職人さんの間での共通語といった所でしょうか。

当然作業はこれすべて鍛冶仕事です。

今、鍛冶仕事で火ばしを作れるのは、この職人さんだけになってしまいました。

この『くるみ火箸』 は、長さは約28cm (九寸三分)。 これはお茶で使われる火ばしの長さから来ています。

これに真鍮を拭いているのが、この火ばしの最大の特徴です。

拭き真鍮くるみ火ばし 価格19,800円 長さ28cm 1本61g

■真鍮を流してあるのが特徴のこの火箸。圧倒的に男性に人気です。 一方女性に人気なのが、みず火箸。このあたりは完全に好みが別れます。

鍛冶仕事でトンカン鉄を打って丸めて作ったのがこの火箸です。真鍮を流す処理は現在の職人さんの親方から受け継いだもの。

その頑固な親方は、自分の作業している姿を絶対にだれにも見せなかったそうです。どんなに関係ない人、つまりは見ても技を盗めないであろう人が入ってきても、すぐに手を休めて他のことをしはじめたそうです。

そのおかげで、この真鍮を拭く作業工程を、この職人さんはついに見ることが出来なかったそうです。 だからなんとなくこんな感じでやっていたなーという記憶をたよりに作業しているのだそうです。

だからその師匠の作った火ばしと比べると、真鍮の浮き上がり方が違うのです。いまでは南部鉄器の博物館にしかないので、お見せすることは出来ませんが。。。

■持ち手の部分のUPです。

鉄の板を0.8mmまで叩いて薄くし、 それを筒状にくるんでゆきます。

火ばしを作るのが専門ではなく、本来は茶釜の持ち手だけを専門に作っています。

■箸の先の処理もとても細やかです。

火箸の鉄の地肌の感じをなかなかお伝えすることが出来ませんが、暖かみというかぬくもりのある感じです。

拭き真鍮くるみ火ばし \19,800 (桐箱付き)


こちらの火箸は常に在庫あるようにしておりますが、万が一在庫無いときは1週間〜2週間お待ちいただきます。28cm以外の長さをご希望の場合も同様です。

■ 桐の箱に入っています。

鉄器の表面には必ず漆が塗ってあります。鉄瓶から、火ばし、灰ならしにいたるまで、すべて表面には漆が塗られています。

そして 鉄はいずれ土に帰るもの

だから錆は趣であり、虫喰い跡 (この場合は火ばしにあいた穴) も、時の移ろいを感じさせるものとなっています。


(c)2004 all rights reserved hibachiya.
メールする