茶道具職人の作 第四弾 火鉢屋オリジナル

 拭き真鍮くるみ ぎぼし火箸

これは 拭き真鍮くるみ火ばし
 

上記の画像の「拭き真鍮くるみ火箸」 の先に ぎぼし(擬宝珠)がついたものです。

この擬宝珠(ぎぼし)付きの火箸も、一枚の南部鉄の板を打って丸めてつくったものです。 持ち手の先の部分に“ぎぼし”という、橋の手すりの棒の上についていたりする、タマネギの頭のような部分を付けた物です。

この『くるみ ぎぼし火箸』も、長さは約28cm (九寸三分)。 これはお茶で使われる火ばしの長さから来ています。

真鍮を拭いて、その上から漆を塗っています。着色は “おはぐろ塗り”という、生漆に鉄粉を混ぜた黒漆を塗って着色しゆきます。

拭き真鍮くるみ ぎぼし火ばし 価格 19,800円 
長さ28cm 1本65g

■この火箸の特徴は、なんといっても “ぎぼし” です。

火ばしの頭についているものが“ぎぼし”です。
今ではお寺の橋の欄干などにもついていますが、
本来はお殿様のいる家や城にかかる橋にのみ付いていました。

■持ち手の部分のUPです。

鉄の板を0.8mmまで叩いて薄くして作るところは同じで、あとはこの おはぐろ塗りを施して着色します。 もともとは水に鉄粉を1年間つけておき、茶色い液体を作ります。これが『鉄しょう液』と呼ばれる物です。

これに生漆をまぜて茶色い着色液をつくります。

この茶色い鉄しょう液に煎茶を沸騰させた液を混ぜます。すると茶葉の成分であるタンニンが、この鉄しょう液の中の鉄分と反応して黒い色調になります。

なので鉄器の黒は、本来真っ黒ではありません。
最近は黒い塗料を使っていますが、従来通りの着色をしているのはこういった火箸や、3万円以上の鉄瓶にだけ見ることが出来ます。

拭き真鍮 くるみ ぎぼし火箸 \19,800


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