鈴木盛久工房 亀甲霰平宝珠型鉄瓶

この鉄瓶は1つの型から4個しか作れません。

鉄瓶の、価格による造りの違いについてはこちらに詳しく説明してありますが、
1つの型から100個作るものと4個しか作らないものとでは、明らかに造形の美に差異が生じます。

火鉢屋で一番人気のオリジナル鉄瓶、シンプルモダンはとてもかわいらしく人気のある鉄瓶ですが、
鋳物の型から100個近くを 取るため、1個目と100個目ではかなり凹凸に差が生じます。
それゆえ、デザイン的な自由度もなくなってきます。

一方型から4個しか取れないこの鉄瓶は、表面のこのアラレ模様がとても細かく表現されています。
よくみると、1つ1つのぽつぽつが、渦巻きを巻いています。
大変芸の細かい作業であり、またさすが女性の作家さんが作られただけある、繊細なデザインに
なっています。 >> 鈴木盛久工房の様子

 

 

鈴木盛久工房
亀甲霰平宝珠型鉄瓶
(きっこうあられひらほうじゅがた)

価格 \50,400(税込)

サイズ:直径16cm・口径8cm
高さ:持ち手部まで18.5cm
容量:約1.1L

※一ヶ月後のお届け予定です

 

出来上がった鉄瓶は炭火で焼かれて、内側に酸化皮膜ができます。この皮膜は防錆被膜として重要な役割を果たします。これによって、鉄分が溶出します。 フタもつまみと一緒に型からつくるのではなく、別に作ります。また『虫喰い』と呼ばれる透かしの装飾が施されています。 この透かし、簡単に言うと『孔』であり、この『あな』を空気が通ることで、熱の熱さを和らげる効果もあります。取っ手の表面にも、虫の喰ったようなあとがあります。

 

 

 

伝統的な亀甲型の霰(あられ)模様。
霰のひとつひとつが渦を巻いている、
細やかな彫刻が見られます。

注ぎ口の付け根の、中の部分の加工は手作業なため通常の安価な鉄瓶では手を加えませんが、盛久の鉄瓶はこの価格帯のものでも注ぎ口の中にまで手を加えて水切りを良くしてあります。


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鈴木盛久工房
創業寛永二年、無形文化財。
鈴木家は寛永二年(1625年)鈴木越前守縫殿家綱が南部家の本国甲州より御用鋳物師として召し抱えられ、仏具・梵鐘などを鋳造して代々藩の御用を勤めて参りました。現在、当主は15代目。女性ゆえの優しいフォルムの鉄器をデザインしています。

 

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