黒竹炭籠

 

 

黒竹炭籠
力強く編まれた黒竹の炭籠は、長火鉢や囲炉裏にも似合う堂々とした風格で、生活に密着した道具と言えそうです。 炭をたっぷり用意して、一日中炭火のそばに居たい・・・そんな心境になります。

 

竹材は高知産の黒竹と虎竹。横目が虎竹です。漆に松煙を混ぜて仕上げています。黒く光沢を放っていて趣があります。

 

 

 

黒竹炭籠 横の作り

底の四隅を補強&デザインにもなっている足があります。このディティールの美しさ。
持ち手の留め具は竹釘、籐を巻き付けて仕上げてあります。補強も兼ねた籐がポイントですね。

 

黒竹炭籠 持ち手の付け根

 

 

 

黒竹炭籠 底のデザイン

黒竹炭籠 底の様子

↑底のデザイン、ポイントを生かして美しくかつ丈夫に仕上げてあります。

 

 

 

 

 

黒竹炭籠 正面から見た様子

口が僅かに広がっていて、持ち手はそのラインからまっすぐに伸びているデザインです。持ち手上部のカーブが優しい感じをだしています。

黒竹炭籠 持ち手を逆方向からみたところ

二本の持ち手を上部で合わせた作りになっています。この大きさの籠にこの細さの持ち手、絶妙なバランスです。深さがありますので、たっぷり炭を入れることができます。
内側は和紙張りの漆仕上げになっていますが、堅い備長炭の鋭利な部分があたると小さな穴が空いてしまう可能性もあります。そのような場合は修理も承りますが、堅い炭をお入れの際は籠を振り回したり乱暴に扱うことはお控え下さい。

 

黒竹炭籠

奥:黒竹炭籠、手前:市松炭籠
色味の違いをご覧下さい。底の大きさはどちらも一緒ですが、ゆるく外側に広がっているデザインと深さの違いで、黒竹炭籠は一回り大きく見えます。 内側の和紙と漆の仕上げはどちらも同じです。

 

黒竹炭籠 \52,500  (本体価格\50,000)


サイズ:底20cm×20cm 口23cm×23cm 深さ15cm
持ち手までの高さ29cm 持ち手上部の長さ28cm

※ご注文後の製作となりますので、納期は改めましてご連絡いたします。(約1ヶ月から一ヵ月半後のお届け)
※自然素材「竹」を使用しておりますので、色味など微妙に違う場合もございますが、ご了承下さい。

2寸のくぬぎ炭を寝かして並べてちょうど入る大きさです。

 

作家プロフィール
吉田 佳道

1962 大阪生まれ
1988 大分県別府にて竹工芸を学ぶ
1993 長野県穂高にて独立

わたしの仕事は竹(黒竹 虎竹 真竹)を材料としています。
大地にしっかりと根を張りながら、その幹や枝、葉は
しなやかに風にゆれ光を通す、そんな竹の清さと用の美を備えたものを
作ることを心がけて竹にふれています。
籠は竹を割って ひごを作り 編み 漆を塗って仕上げています。
漆を塗ることにより,カビを防ぎ 編み地をかため、籠を丈夫にしています。

吉田さん 工房の様子吉田さん 工房の様子 道具

吉田さん 工房での製作風景吉田さん 製作待ちの乾燥中の黒竹たち

↑吉田さんの工房(長野県)での様子です。竹工芸専門の道具たちに囲まれて黙々と手を動かして
いらっしゃいます。下段右は乾燥中の出番を待つ黒竹。春になると産地から大量に届くそうです。
竹籤(たけひご)を取る作業が、籠を作る作業の半分以上を占めるとか。きっちり編まれた籠の美しさは
竹籤の出来如何が決めているのかもしれません。

  戻る