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売約済みです。
一段目の引き出しです。
裏に文字が書いてあります。右という字は読めますが、あとは判読不能です。
ケヤキでよく作られた引き出しです。全部で5つありますが、どれもほぼ完全な状態です。またこちらの引き出し、今までに見たことの無い処理が施されていました。
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こちらが桐箱の部分。
若干の染みはありますが、これはこのまま使います。 もし消し取るならば、目の細かい紙ヤスリで削りますが、全てを買ったときと同じ状態にするのは不可能です。 よってここは和紙やお習字の半紙を敷くなどします。
それだけで突然 凛 としてくるから不思議です。
見たことのない処理とは右の画像でわかる、引き出しの取っ手の裏の処理のことです。
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こちらは2段目の画像です。こちらもとても綺麗な状態です。そして裏にははやり留め金の処理が施されています。 |
桐箱部分です。 |
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通常は取っ手を止めている留め金がそのままになっています。特にそれで不都合はあまりありません。
ですがその見えないところの処理までこれだけこだわっているとは、やはり指物師の特別の思い入れが感じられます。 |
こちらは桐箱の裏の部分です。
一段目の引き出しの裏は撮影してありませんが、同じように綺麗な状態です。
長火鉢の引き出しは乾燥すると場所ですので、お茶の葉やら海苔やら、タバコやらをよく入れていました。
中国茶の茶器やお煎茶ようの茶器も充分入ります。
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こちらは一番下の引き出しです。
最も 引っ張りがきつくなったりと、火鉢本体の木の伸び縮みの影響をうける引き出しですがことこの関東火鉢に関しては一切のつっかかりや、ガタはありません。 取ってもちゃんと作られた当初のものが健在でした。 |
やはり同じように文字が書いてあります。
裏も綺麗です。 |
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裏部分です。同じように処理が施されています。
引き出しの中も見えます。 綺麗な状態です。
この深さならば、普通のそばちょこも余裕で入れることが出来ます。茶を飲む際、長火鉢の引き出しから茶器を取り出すのはなかなか粋な感じがして私は大好きです。
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これは引き出しを抜いたあとの
2段目と3段目の部分のアップです。 その脇の取っ手のところ。木に隙間が見えますが、こういうものは木の伸び縮みでできるもので、木が割れたわけではありません。
目をこらすと小さい物もかすかに見えたりしますが、これだけの厚みと大きさの木がゆがみなくのこっていたのは流石と言うほかありません。
この木の伸び縮みを計算してつくってあるので、こういう隙間によって木が暴れるのを防いでいます。なおこの隙間は相当前に出来た物ですので、これが広がるとかいったことはありません。逆にこの隙間の無い関東火鉢はほぼ皆無だと思います。
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左は猫板部分の画像です。杢目があまりに綺麗です。今まで見た関東火鉢の猫板のなかで一番の厚みを誇ります。一度みなさんに持ってみて頂きたいほどです。 |
そしてこれが下の段の右側の引き出しです。
本体につかわれている玉杢のケヤキ、おそらく樹齢400年以上。この木の柾目(まさめ) 一枚板をそのまま引き出しにも使っています。
これは本当に驚くべき事です。
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右側の引き出しの裏部分です。
こちらは留め金が1つありません。左の引き出しにも1つしか留め金が残っていません。
取っ手の留め金の処理とは本来このカバーの無い部分の事を言います。 とはいっても、もっとこの、留め金が長い物なのですが、カバーにおさまるようにぎりぎりでカットしてあります。
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裏の部分です。
右の写真は 方々に打ってある木の釘の様子です。これほど小さな木の釘を、ふんだんにつかって木のあばれを押さえています。
これほどまでに凝った作りの引き出しは見たことがありません。
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こちらは左側の引き出しです。向かって左側という意味ですね。
こちらも大変綺麗です。 茶器は重いのと、スペースが必要なのでここに入れるのが良いかも知れません。 |
こちらも裏のカバーが片方ありません。
右の写真、この引き出しだけ 木片がついています。 火鉢の中をのぞくと、木片はかならずあります。これで引き出しの止まる位置を決めています。 |
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桐箱の部分です。
本当に綺麗な状態です。 |
あらためて晴れた日に撮影しました。
もっとも自然な色がでています。 本当に綺麗な関東火鉢であることがおわかりいただけると思います。 そしてこの玉杢の美しさもよくわかります。 |
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下の段の引き出しです。向かって左側がほんのわずか、奥に入ったようにも見えます。引き出しの裏にあった木はこの止まる位置を決めています。この程度でしたら全然今のままで問題ありません。 |
取っ手は黒柿です。黒柿をここまで削って磨きました。
取っ手の上の火鉢の縁の部分の黒柿模様も素晴らしいです。黒柿は柿の木です。 あの柿渋が取れる柿です。
黒柿は1000本に1本の割合で見つかります。切ってみるまで判りません。恐らく柿渋の元になる成分が年月がたって墨のように木に残った状態が黒柿なのかも知れません。
いまでも木材屋さんで手に入りますが、貴重で高いのと固くて加工しずらいです。ゆえに木工作家の方で現在において黒柿で作品を作ったという話は聞いたことがございません。
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どの面もとても綺麗です。 |
右の写真。
色合いを合わせるのと、強度の面で?黒柿の釘を打ってあります。 本当に見事ですね。この釘一本みてもわかります。 |
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炉淵の黒柿も本当に綺麗ですね。
取っ手部分を上からみました。若干隙間がありますが、これはこの取っ手をはめ込んであるだけだからです。 しかし止まっているので取れることはありません。 ただし湿気の多いところに放置したりいたしますと、木が水分をすって暴れます。それでも取っ手がとれることはありませんが、火鉢は湿気と直射日光を避けて使用、保管してください。
なお、炭を燃やしている間は湿気は心配なさらなくて大丈夫です。
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取っ手のことを雲と呼ぶようです。
雲と言われれば雲に見えなくも・・・? |
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正面からの威風堂々とした姿と、猫板です。 |
猫板裏側。
火鉢本体の猫板部分。見事です。 |
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私はこの一番上の引き出しの上の黒柿の模様が大好きです。本当に美しい。
そして右は裏面?表面です。 まさにお客様がお座りになって目にする側にふさわしい杢目、火鉢の面構えです。 |
炉の部分です。炉は銅板。銅の錆である緑青(ろくしょう)がういていますが、灰をいれてあげても漏れることもなくこれ以上錆びることもありません。(ただし真冬の保管時は湿気のないところ、あるいは90Lのゴミ袋ならばすっぽり火鉢を入れられます。 |
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関東火鉢第三十弾
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炉を取り外したようです。中も大変綺麗です。
炉は制作から一度も取り外したことの無いような物も多く、炉を取り外した中は相当汚れていることがありますが、ことこちらの関東火鉢に関しては一切問題ありませんでした。 |
最後がこれ。
一番上の引き出しに入っていた紙です。
虫喰いのあとがおわかりになりますか? 何年放置されていたのでしょう。しかもつい最近喰われたとは到底思えません。
これだけ古い紙が喰われたのですから、当然す十年前の出来事なのでしょうね。
こちら、ご希望無い限りこちらで破棄処分いたしますが、記念に。という方にはこちらの 当時の紙 をお付けいたします。
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