練香 藤袴・黒方・初音・老梅

 

練香

 

雅やかな平安貴族の生活を彩ったお香が、薫物(たきもの)と呼ばれていた練香(ねりこう)です。
当時は、沈香や丁字・白檀・貝香などの香木や生薬原料を粉末にし、梅肉や蜂蜜で練り固めたものとされています。

天正年間から続く香十・高井十右衛門の伝統を現代に引き継いだ逸品をご紹介します。
火鉢と一緒にほのかな香りをお楽しみ下さい。

 

 

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練香の使い方〜炭との関係

練香 使い方

 


使い方

練香には直接火はつけず、間接的に熱を加え香りを楽しみます。
炭を熾して灰を温めます。近すぎず遠からずの位置に2〜3粒を置きます。このときそれぞれを離して置くと香りだしたときに時間差が出て長く楽しめます。

香りは約一時間ほど続きます。
灰に香りがつきますので香道でお使いの場合は香りごとに灰を分けてお使い下さい。火鉢の場合ですと灰の量が多いですので香りが付着するまでには相当な時間がかかります。

 

 
 

練香 置き方〜灰の上に置きます

 

 

<注意>香道では炭を埋め灰を被せてその上にお香を直接のせてたきますが、火鉢などで炭の本数を多い場合はかなりの勢いで火が熾きる場合があります。煙があがらないようにご注意下さい。※香道の炭は小さなみやこ炭を一つ使います。



 

 

  練香 つぶつぶ  
  約1cmほどの練香の粒。表面はしっとりとしていてかすかに良い香りがします。乾燥しないように内袋(ビニール製)を密閉して保存して下さい。  
  練香 夏火鉢で楽しむ  
 

夏火鉢であれば卓上で気軽に楽しめます。

茶道では風炉(夏)の時期は香木、炉(冬)の時期に練香を使用します。
 
  練香 藤袴

藤袴

たっぷりの葉を従えた枝先に薄紫色の小さな花が集まって咲き、素朴な風情を感じさせる秋の七草のひとつ。蘭草とも称せられるように、摘んだ後に僅かな芳香を漂わせます。そんな藤袴の姿になぞらえた優しく、しっとりと穏やかな香りに、静かな夜のイメージを託しました。沈香・白檀を贅沢に使用した高級感のある香りです。
●約30g入り

価格:4,200円

  練香 初音

初音

梅花の香りにさそわれるように春の喜びを歌う鶯。その明るく清らかな初音は、まだまだ厳しい寒さの中、春を待ち望む人々の心に、何かしらほっとする暖かさをもたらします。練香の持ち味でもある甘い香りはそのままに、冷気の中のぬくもりを感じさせる香りです。沈香・白檀を豊富に使った落ち着いた香りです。
●30g入り

価格:2,880円

 

  練香 黒方

黒方(くろぼう)

「黒方」は冬の香ともされますが、一年を通じて使う香りでもあります。沈香・白檀を中心に渋味のある甘みの伝統的処方の香り「黒方」です。
●約40g入り

価格:2,880円

  練香 老梅

老梅

百花に先駆けて春の訪れを知らせる梅の花。年を重ねた老木は、枝に一段と多くの花を咲かせるといいます。若い青春の華やかさとは違った完成された枯淡のなかの色気。そのようなイメージが「梅が香」独特な甘さを秘めた香りの中に匂いたちます。甘みを抑えた渋味のある香りです。
●40g入り

価格:1,410円

  練香セット

練香セットnew

3/24
残念ですがしばらく品切れになります。

4種類(藤袴・初音・黒方・老梅)それぞれが5粒ずつ入ったセットです。どんな香りか試してみたいという方や、火鉢をお使いの方へのギフトとしてもお勧めします。

このセットは火鉢屋のオリジナル商品です。

●4種×5粒、20粒入り

価格:1,300円

 

 

ギフトにオススメの乙女セットもございます

 

 

-- 香りの原料 ------------------------------------------------------

たぶ基材
産地:台湾・中国・九州以南等
特徴:樹皮を粉末にしてお香・お線香の基材に用いる

沈香 じんこう (AGARWOOD):香木系の香料
香調:甘味、辛味、苦味、酸味、鹹味などで表現される香りであり、また香木によりそれぞれ特有の香りがする。
産地:ベトナム、カンボジア、インドネシア、ミャンマー、ラオス等
特徴:沈香となる原木には香気がなく、老木や土中に埋没した倒木、枯れ木のほか虫食い等の様々な原因で傷つけられた傷害木に真菌類が作用して、長い年月の間に薫香を発する樹脂が生成して沈香となる。沈香は字のごとく水に沈む木であり、比重が大きく香物質の樹脂分が多い。

白檀 びゃくだん (SANDALWOOD):香木系の香料
香調:インド産はソフトな甘いウッディ調のバルサミックな香気を有し、香気の持続性が著しい。産地により香りの特徴が異なる。
産地:インド、インドネシア、オーストラリア、チモール、トンガ等。
特徴:半寄生常緑の喬木で高さ3〜4m、樹肌は灰白色で滑らかである。葉や樹皮はほとんど香らず、心材部分に甘みのある東洋調には欠かせない芳香がある。このサンダルウッドには変種が多いが、インド産のものが芳香性で高級品とされる。

丁字 ちょうじ (CLOVE):生薬系の香料
香調:スパイシーノート(ぴりっとした辛味調の匂い)の代表
産地:マダガスカル、インドネシア等
特徴:かつては手に入りにくく、非常に貴重品とされていた。香料以外の用途として、スパイスとして料理の味付けに使用される。正倉院の御物の中にも見られ、古くから日本に入ってきている。

貝香 かいこう (BABYLONIA):動物性の香料
産地:ベトナム、マダガスカル、ザンジバル等。
特徴:バイ貝の蓋の部分にあたり、貝の種類が特定ではないので、好みで使い分けられる。昔から練香などの保香剤として使われてきた。

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