手あぶり火鉢 第十一弾

麻の布貼りに塗り、炉は銅の手打ちに銀の塗り

 

■ 現在コメント記載中。 数分後とにUP中でございます。今しばらくお待ちください。なお、この火鉢についてのご質問はページ下記のフォームよりお願いいたします。

あぶり火鉢が元々は2つ対で作られていることは度々申し上げてまいりました。

本来手あぶり火鉢はお客様をお通しするお部屋に対で置きまして、お互いが火に当たりながら談話するためのものでした。

■同じデザインの無い火鉢ですが、この対に関してはまったく同じように作られます。 そして大概こういった杉の共箱に入って出来上がってくるのです。

中々残っていない火鉢の共箱ですがこの手あぶり火鉢はすべてが当時のままでした。 世田谷区にあるお屋敷から出てまいりました。 東京都の西側(西東京)には畑がまだたくさん残っています。

世田谷区は中でも昔の地主さんがまだまだご健在で、中々広大な畑があります。 都内で唯一牧場があるのもこの区です。

■そんな中から出てまいった火鉢なのですが、特徴は表面に麻の布が貼ってあること。 これは表面だけではなく、炉を取った火鉢の中の部分にも麻の布が貼られ、その上から塗りを施されています。

骨董歴50年以上の方に言わせるとたまに出てくるとのことでしたが、もちろん私は始めて手にしました。 その麻の布を貼った上から塗りが施されています。

また、炉が銀色になっています。

■炉はもちろん銅製なのですが、その表面に銀を塗ってあります。この麻布の貼りと銀の炉の火鉢というのは、中々どうして特別に作ってもらわない限りはそうあるものではありません。

■銀を塗ってあるとは申しましても特に成金趣味的な風合いは一切ございません。 そこはそれ、麻の模様のおかげでさらに落ち着いた雰囲気の表面との対比が中々絶妙です。

こちらは自然光で撮影した様子です。

■炉の底です。特に目立ったサビはありませんで、炉も問題なくお使いいただけます。 作られたのが大正〜早くても戦後まもなくであることを考えると、大変綺麗な状態です。

■灰が入っていたであろう高さに、僅かながらに当時の面影が残っている程度です。

■炉を取り出し裏返した上体です。

通常灰が断熱材の役目をするため、この底の部分までは熱は来ません。 通常底を錆びさせる原因は保管中の湿度によるものです。乾いた灰をいれておくかぎり、さらには炭に火を入れる限りは炉は傷みません。

■これが火鉢の中の様子です。  拡大写真をご覧いただくとわかりますが、内側の底にまで麻の布を貼ってあるのがわかります。よくもまあ、このような造りにしたものです。

■なにしろ、内側は誰も見ませんから、思わずそのように考えてしまいますが、そこは当時の職人さん。 ご存知なのですね。
見えないところをしっかり仕上げることで、表の仕上がりも違ってくることを。 というわけで、このつくりに感動いたします。

■表面のUPです。

■こちらは自然光で撮影さいた状態です。少々露出を間違えまして白っぽくなっていますが、どうぞよくご確認ください。

■底部の帯状の部分と炉縁は漆を塗ってあります。また、炉は取った状態で撮影してございます。

■こちらは炉を入れた状態です。 恐らく灰を入れましても灰の上面は3〜5cmは下になりますのでこんな状態で見えることでしょう。

これに五徳がのれば、五徳の爪がのぞきます。

■炉を入れた状態で自然光で撮影した様子です。

火曜日までにはこちらの火鉢に見合ったお道具を2種類ずつ選択し、ご紹介いたします。

なお、先に火鉢のご予約が入る場合もございます。先週の火鉢がそうでございましたがページが出来上がる前に売約済みとなることもございますので、その際はご了承ください。

何かご不明な点、またご質問などは下記フォームよりお尋ねください。


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