手あぶり火鉢第百十六弾

オールケヤキの手あぶり火鉢

売約済み

 


01.jpg

02.jpg

03.jpg

04.jpg

本当に久しぶりの ケヤキで出来た手あぶり火鉢です。

本体の価格は 単品でご購入の場合 \14,600 セットの場合は
\12,800で加算されます。 明治後期〜大正にかけて作られたと思われるこの火鉢。 さすがに重いです。

昭和にはいるとすでに火鉢に使われる木が薄くなってきます。
たとえば戦後つくられる火鉢は乾燥重量で1kgありません。しかしこちらは4kg前後あります。 それだけ木が分厚く豊富に使われていると言うことです。

表面はそれなりに使われた感じがあります。 白っぽいシミのようなものは鉄瓶のお湯がブォッ! と吹きこぼれた時の物。

鉄瓶にめいっぱいお湯を入れ、フタを締め切った状態で炭火でどんどん加熱されると沸騰した時点ですごい勢いで吹きこぼれるのです。鉄分が入っているからでしょうか、たんに沸騰したお湯だからでしょうか、木にはシミとなってのこります。

長い年月、人の道具として使われてきた証です。


05.jpg

06.jpg

07.jpg

08.jpg

ケヤキと言えば火鉢。 火鉢と言えばケヤキな程、よく使われるケヤキですが、そのケヤキが使われた手あぶり火鉢が本当に出てこなくなりました。

一度に多いときは20個、少なくても3〜5個は一度にそろっていたのですがそれも遠い昔の話。ここのところずーっと、紫檀、かりん、杉、桐と続いていました。 オールケヤキはもう1年半まえに出たのが一番最近でしたでしょうか。

今もケヤキのものすごく上等な豆火鉢は1つ残っていますが、この大きさは2台目などに買われる方が多く、手あぶり火鉢ほど手軽ではありません。

肝心の火鉢の様子ですが、写真でわかる多少の隙間はあるものの、これもこれ以上広がらないもの。 木の伸び縮みによっておきたもので、がたつきがあるわけではまったくありません。 ご安心を。

炉も頑丈で穴などは今後も普通に使う限り空くことはありませんし、いたって健康なケヤキの手あぶり火鉢です。

虫食いの後も見え、とても趣のあるものとなっています。


09.jpg

10.jpg

11.jpg

12.jpg

久しぶりのほぞ組です。 火鉢屋のページをずっとご覧いただいている皆様にはおなじみの単語です。 木を組み合わせる手法を言います。 このほぞ組にも色々ありますが、オーソドックスな組み方です。 このタイプはどうであるかわかりませんが、最も複雑なほぞ組になると、4〜5時間かけて組み合わせて行きます。 4面の板は順番にはめていくのではなく、感じとしては「いっせーのせ」 で組み合わせる感じです。

このほぞ組は薄木ではできません。 ゆえに江戸〜大正、あるいは戦前くらいまでの火鉢には普通に見られたほぞ組も、戦後はまず普通には作られていませんでした。 (特注も特注の場合のみですね)

このほぞ組の部分もしっかりしています。この組み方でがたつきが出ることはありませんが、当然この手あぶり火鉢 第百十六弾も とても頑強に出来ています。

こちらの画像を見るとわかりますが、虫食いの跡があります。


13.jpg

14.jpg

15.jpg
 

炉はこの通り、銅にできる錆である緑青(ろくしょう)が浮いていますが、穴があきそうなどの致命傷は一切ありません。

この銅板も0.3mm以上あり、とても丈夫に出来ています。炉は手あぶり火鉢でも長火鉢でも深さ16cmです。 そして灰は10cm程度まで入れます。 灰は断熱材ですので、5cmも深さがあれば炭を燃やしても、火鉢の底が熱くなることはありません。 また灰を炭にかけますと、炭は消えるのではなく、静かに良く燃えます。これについては火鉢の使い方のページなどをご覧いただくとよく分かるかと思います。

ご覧のように、長い時間を経て道具として使われてきた印が見て取れます。 木の火鉢は陶器と違って熱で割れることがありませんから、よほど粗末に扱わない限りいつまでも使えます。 こちらの火鉢もこれだけ銅板がしっかりしていますし、本体も大変頑強に出来ていますから、孫の代までお使いいただけると思います。

これだけの厚みのケヤキで出来た手あぶり火鉢はまた1年先にならないと出てこないかも知れません。 末永くかわいがって頂ける方に是非お使い頂きたいと思います。よろしくお願い致します。

 

第百十六弾 本体のみ \14,600 (梱包手数料\600含)

  • こちらは本体のみです。
売約済み

第百十六弾 竹セット \32,800 (梱包手数料 \800含)

  • くぬぎ灰 3kg \4,440
  • 菊地政光 虫喰い五徳 5寸 \8,200
  • 鍛冶火ばし \3,200
  • 鈴木主善堂 灰ならし(小) \2,100
  • 火起こし器 フルセット \4,200
  • 1級くぬぎ炭 3kg \2,000
  • お道具の合計 \24,140 + 火鉢 \14,800
  • セット合計 \38,940
  • 火鉢本体 \12,800計算とセット価格 \32,000
  • 梱包手数料 \800
  • 五徳が菊地政光さんの虫喰い五徳(五寸)です。
  • 小ぶりですが炭を立てておくことも出来る充分な高さもあり、なんといってもたたずまいがとても綺麗です。
  • お道具はすべて日本の鉄で日本で作られた物。
  • 他には中国製の五徳をつかった廉価版である梅セットともございます。

手あぶり火鉢第百十六弾 梅セット 価格 \19,800
(梱包手数料含む)

  • 白樺の灰 3kg \1,950
  • 鋳物の五徳 中 \3,200
  • 岩鋳の火ばしと灰ならしのセット \3,800
  • 火起こし器 本体 \1,280
  • くぬぎ炭 1kg \800
  • お道具の合計 \10,030
  • 火鉢本体 \14,600 + \10,030 = \24,630
  • 火鉢本体価格\12,800とセット価格→
  • 火鉢本体 \12,800 + \10,030 = \22,830
  • すべての合計金額 \22,830
  • セット価格 \19,000
  • これにフルセットの梱包手数料 \800
    (直接ご来店の場合はかかりません)
  • 総額 \19,800

セット内容は基本的な物ですが、必要にして充分。

灰は今年夏から登場予定の北海道の白樺の灰
ふるいはくぬぎ灰より粗いですが、市場で一番細かいらしい“ふるい”の30メッシュより細かい50メッシュ。

だから灰は充分さらさらです。

もちろん灰からお道具、炭まですべて職人さんがかかわって作っている物です。 ただし五徳だけは中国製です。 実際中国製とはどこにも書いていないのですし、仕入れ先もそれとははっきり言いませんが箱が明らかに中国のものです。さらに作りが悪いです。また、最初の何回かは炭をいれると塗料の匂いがします。 正直人によっては 「え?」 という匂いです。

良い物か悪い物かはわかりません。それさえ我慢していただければあとは満足行くお道具だと思います。