手あぶり火鉢第百二十九弾

文京区にあった手あぶり火鉢です。

戦後すぐころに作られた桐の手あぶり火鉢です。



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桐の手あぶり火鉢
濃い茶色をしていますが、柿渋で色をつけたと思われます。柿渋は柿の木から採った樹液です。
昭和、戦後の作りだと思います。ただし戦後の火鉢によくある薄いぺこぺこした板の火鉢ではありません。かといって一枚板と呼べるほどの厚みはありませんが、1cmの厚みの木を削ることで全体に曲線を出しています。
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昭和に入ってからの火鉢は、そのつくりがとても単純に見えます。しかし今現在の木工作家さんでは手間がかかってとても出来ないような工程を経ています。その代表的な部分は、
角部分です。

角で板と板をきれいに接続するには、両方ともまったく同じ角度で、ぴったりとあわせるように削っていかないと隙間ができてしまいます。 

この手間は現代の木工作家さんにはかなりハードルの高い作業です。実際出来るか出来ないかやってみないとわからないほどの経験と勘、そして緻密さが要求されます。

人間の労働が価値を生むという古典的な経済思想から言えばもっとも価値のある火鉢のうちの一つと言えます。

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残念ながら使用価値の基準から言うと今ではそれほどたいした価格を付けることは出来ません。  今現在、古い手あぶり火鉢がほとんど手に入らないこと、またその作りからみれば充分に価値の高い手あぶり火鉢といえます。
桐の木は加工するにはやわらかいですが、耐熱温度は400度以上あります。桐の木は湿気にも強く、そのため引き出しに使われることが非常に多いですが、耐熱の性質などから実は火鉢とはとても相性の良い木なのです。

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炉の中もきれいです。
底も桐ですが、柿渋は塗ってありません。

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裏の様子です。ご覧いただくとお分かりになるかと思うのですが手が込んでいます。このあたりが人の手の価値といえるものです。ただこの近代経済においてはこれだけで価格を上げるわけには行きません。多少は希少性という側面もガンバ見る必要はありますが、おおよそ限度というものがございます。
角に焼けた後があります。 炭を落としてしまったかのような跡です。なぜそれが判るかというと、私も同じことをしたことがあるからです。

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表面には細かい傷が多数あります。桐という材質上仕方の無いことですが傷があるということを

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下の部分です。足がついています。この足がちょっとポイントだと思います。 実際にお茶の簡易的な炉としてお使いのようでしたが、そのために足とみえるように製作を依頼したのだと思われます。

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桐の手あぶり火鉢  \13,600

  • 本体のみです。
  • 梱包手数料と送料は含まれております。
  • 価格は以後全て梱包手数料を含んだものです。
  • 実際に取りに来ていただけ方は梱包手数料
    の600円がかかりません。

桐の手あぶり火鉢 -なら灰だけのセット \15,200

  • 楢灰 4kg \3,200
  • 火鉢本体\13,600 + \3,200 = \16,800
  • セットの価格 \15,200 (梱包手数料込み)
  • 総額 \15,200 
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  • 梅セットは楢灰だけセットにしました。すでにお道具をお持ちの方はこちらがおすすめです。

桐の手あぶり火鉢  標準型フルセット \21,000

  • 楢灰 4kg \3,200
  • 岩鋳の火箸と灰ならしのセット \3,800
  • 鋳物の五徳(中) \3,200
  • 火鉢本体 \13,600 + \10,200 = \23,800
  • セット価格 \21,000 (梱包手数料込み)
  • 総額 \21,000
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  • 基本的なセットです。五徳は鋳物の五徳ありますが、鉄で出来ているから鋳物の五徳であり、実のところ中国製です。初めて使用するときは塗料の匂いがします。ご希望でしたら他の国産の五徳に変更いたします。(虫喰い五徳になります)