最後の手あぶり火鉢

手あぶり火鉢 第百三十弾

売約済

 

 

この火鉢は手あぶり火鉢というよりも
置き炉に近いものです。

 

一般的な手あぶり火鉢より大きいです。

置き炉と手あぶり火鉢の比較

ちょっと裏にダンボールが置いてあったりと、
お見苦しい点ございますことご了承ください。

 

大きさはこのくらい違います。

 

では次のページで置き炉(いつの間にか呼び名が置き炉になっていますが)の複数画像をご覧いただきます。

 

詳細ページはこちら -->



今まで手あぶり火鉢については色々多くのことを書いてまいりました。 過去に販売したページをご覧いただくと、今となっては表現的にあれっ? な箇所も見受けられますが、概ね手あぶり火鉢というものについては書いてきたつもりでございます。

 

当時はまだまだ数多くの手あぶり火鉢が手に入りましたが、ここ2年ほど前からいよいよ骨董の火鉢が見つからなくなりました。

 

特に江戸・明治はもちろんのこと、昭和に入ってから作られた火鉢(戦前のもの)までが出てこなくなってしまったのです。火鉢じたいは昭和30年代までは作られていたので、その頃のものでしたらまだたくさん見ることが出来ます。 しかしケヤキや紫檀の厚い一枚板を使っているようなものはどれもせいぜい昭和の一桁までです。

そんな中、最近では数多くの火鉢が台湾へ輸出されていると聞きます。かなりぼろぼろでも売れるのだとか。

あの“こけし”から“急須”、“古い火鉢”に至るまで大量に送られています。

 

火鉢とは関係ない話をいたしますと、数ある値打ちのある骨董品はほぼ全てにおいて中国で複製され逆に輸入されております。

 

日本の美術品の本を買ってゆき、それを参考に複製をつくることもあれば、日本の古美術商が中国に作らせる場合もあります。

 

経年劣化した象牙の彫り物も、他の動物の骨を使って削り、ウーロン茶に1ヶ月も漬け置くといい感じに古く見えるようになります。ちょっとした人にも見分けはまったくつきません。

 

鎌倉〜江戸の刀のツバからタバコ入れまで複製されていないものは無いと言い切る師匠もおります。

 

つまり古いものは当然、作られた数も少ないわけでして、得てしてこういったことがおきます。だから世間一般的に骨董屋さんというのがあまり信用されないのかもしれません。

ところで火鉢に関しては、複製というものはまだ聞いたことがございません。複製を作るほうが今の時代、高価になってしまうので意味がないということになります。

 

ただ囲炉裏や箪笥などの大物はもともと骨董などはありませんので、その辺はゆるやかです。 (飛騨の和家具として販売されている囲炉裏が中国で作られたものだったりしますが、コピーではありません)

 

古く、木で出来た、四角い、一枚板の火鉢だけを取り扱っている私どもとしましては、骨董の火鉢がなかなか出てこなくなった現況に合わせまして、今後は 『良いものが出てきたときだけの販売』 とさせていただきます。

 

今までもそのつもりでしたが、コンスタントに骨董の火鉢を登場させることが出来ました。 今後は数ヶ月に一台、二台、そんな感じになるかもしれません。

 

まだまだ木が薄くなった昭和戦後モデルは手に入りますし、これが良くない火鉢というわけではないのですが、江戸期〜明治の火鉢を数多く見てきたこともあり、どうも古くて良いものにしかトキメカナイのです。

 

この置き炉が当面最後の登場となります。

 

当然また来週か、半年後、もしくは来年には自分でも使いたくなるような火鉢が出てくるかもしれませんが、ここ2年を見ていますと、どうもその可能性は低そうです。

 

と、ここまで書いて突然ですが、今まで一台しかお譲りすることの出来なかった とても素敵な関西火鉢 とまでは行きませんが、ここ数年では一番良い関西火鉢が突然手に入ることになりました。 こういうこともございますので、今後もどうなるかわかりませんが。。。

 

取り合えずこの 置き炉 手あぶり火鉢一台を登場といたしましたあとは、関西火鉢の登場となります。

火鉢屋(ひばちや)

 

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