
■大きさは豆火鉢サイズです。かなり大きく、そして重いです。長火鉢と同等の10kg程度あります。板は一枚他のケヤキで木目が玉杢という貴重な物になります。 |

■奥の長火鉢はいわゆるフルサイズのもの。灰の量も長火鉢にせまる10kg必要です。
木目の玉杢(たまもく)は、ケヤキの木にできるコブの部分に見られる木目です。元々堅い木であるケヤキの、さらに堅い部分です。他に似たもので如鱗杢(じょりんもく)というケヤキの木目などがあります。 |

■炉は張り替えてありますので、使用に関してはまったく問題ありません。上からみると、広いふちの黒柿部分の模様がとても綺麗です。 |

■炉縁をはずしたところです。 炉縁も黒柿で出来ています。よく申し上げておりますが、この炉縁があるとキリリと締まります。茶室の炉は囲炉裏から来ましたが、恐らく火鉢の炉縁は茶室からきたものではないかと思います。 |

■これが縁の様子。UPですね。 非常に綺麗な様子です。 |

■このサイズの火鉢は通常、客間に相当するところに置かれていました。 |

■火鉢の角のところ。板と板とを組み合わせてありますが、この組み合わせ方をほぞ組と言います。 木工作業をされる方であれば聞いたことがあると思いますが、現在ほどこされるほぞ組はもっと単純なものです。 |

しかしこのほぞ組。よく見ると斜めに切ってあります。または三角形をしています。これをお互いうまく切っておいて組み合わせるわけで、ここが職人、指物師の技の見せ所であったわけです。 |

■骨董の火鉢にしかない複雑なほぞ組ですが、もちろん骨董の火鉢全てあるわけではありません。 |

■こちらの火鉢については凝った造作が随所に見られます。もちろん取っ手もそのうちの一つ。通常長火鉢クラスか、よほど良い手あぶり火鉢にしか施さない「取っ手別あしらえ」になっています。 |

■取っ手は黒柿かケヤキ材を掘って作ってあります。
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