手あぶり火鉢第七十一弾 |
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曲げワッパと同じ要領
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■これまた大変珍しい、春慶塗り (しゅんけいぬり)の手あぶり火鉢です。 しかもなんと驚くことに新品でした。 世田谷区にある大きなお屋敷から出たものですが、和紙にくるまれて対で残っておりました。 実は私のお師匠さん(杉並エリア骨董界の重鎮) にも、「三浦君。これが新品というのは、超がつくくらい珍しいよ。」と言われました。 そうです。この春慶塗の手あぶり火鉢の新品が出てくることは二度と無いでしょう。 (二度目があればうれしいですが!) ただ、桐箱が傷んでしまっていましたので処分してしまったようです。それでも、戦前に恐らく特注で作ってもらったものでしょうから、証明のために箱のフタだけ取ってありました。 ← これが この火鉢の入っていた桐箱のフタです。これのみ現存でした。
■春慶塗り(しゅんけいぬり)は飛騨の伝統工芸で、木には檜かサワラを使います。 そしてこれは恐らく“サワラの木”です。 檜ほど固くなく、杉ほど柔らかくない。そんな性質が“曲げもの”を作るのに丁度良いのです。 まず最初に火鉢を作りますが、この段階で 木を丸める作業、木の皮で縫い合わせる作業など、木を扱う作業は“木地師”により行われます。 こちらの火鉢のすごいところは、銅の炉を取り出して中を見ると、木の皮で縫い合わされているのが分かるところです。 また銅板の炉は打ち出しのものです。 つぎに春慶塗の塗りの部分ですがここからは“塗師”の技で仕上げられます。 春慶塗りは先に染料で色を付け、その後最大の特徴である“透き漆” (漆から水分を抜いたもの)を むら無く塗って行く作業が行われます。ここが熟練の技を必要とするようです。 この透き漆の塗りにより、「木」本来の美しい木目が際だつ素晴らしい作品が出来上がります。 |
| ■対で見つかった春慶の手焙りですが、あまりに珍しい存在ですので、今のところ1つだけの販売を予定しております。 |



