手あぶり火鉢第九十四弾

ものすごい玉杢のケヤキの火鉢

※画像をクリックすると大きな拡大写真を見ることが出来ます。



01.jpg

02.jpg

03.jpg

04.jpg
ケヤキの手あぶり火鉢です。 作られたのは昭和に入ってからではないでしょうか。恐らくごく初期の頃。 なので、昭和の30年頃につくられたものにある、あのぺこぺこ感はまったくありません。 ケヤキの杢目がもはや長火鉢に使われるクラスのものです。 通常年輪がしっかり現れているだけでたいそうな物なのですが、これは玉杢ウロコ杢が現れている木を使ってあります。 当然火鉢も重いです。 これで3kgですから大した物です。通常は手あぶり火鉢といえば1kgちょっと。 それだけしっかり作られた物です。

05.jpg

06.jpg

07.jpg

08.jpg
上部の黒い部分は黒柿です。 黒柿は柿の木です。1000本に数本程度でしか見つけることが出来ません。 昔、木には柿渋というものを塗って防腐剤と着色をかねていました。この柿渋は柿の木から絞って取ります。 そして恐らくこの柿渋がどのような過程を経てなのかわかりませんが、木の中で黒く墨になるのでしょう。これが黒柿の木です。この墨になってしまった柿渋の成分によって、ただの柿の木が黒柿になるというわけです。 ただし黒柿かどうかは外見からは判断できず、切ってみないとわかりません。そして猛烈に固い木です。 そして当然熱にも強いです。だから火鉢の縁は黒柿が多いのですね。

09.jpg

10.jpg

11.jpg

12.jpg

上の写真で裏面の様子が見えます。 ここまで欅(けやき)の木を豊富に使っている手あぶり火鉢は珍しいです。 底部を見るとよくわかります。

また取っ手も良い仕事をしています。 スッキリした取っ手と、装飾を施された戸っ手の丁度中間と言えます。


13.jpg

14.jpg

15.jpg

16.jpg

炉は銅板も厚くしっかりしています。もちろん軽い緑青(ろくしょう)という銅につく錆はありますが、錆がういていることもなく、炉は本当に綺麗な状態です。
非常に状態よく保管されていました。これも山形の大きなお屋敷から出てきた物です。 状態良さはまさにミントコンディションと言えます。


17.jpg

18.jpg

19.jpg

20.jpg

黒柿の淵が見えます。これ、とてもすべすべしています。木工作家さんがこれを見たとき、どうしてこんなにツルツルになるのか信じられないと言っていました。挙げ句の果てに、これプラスティックじゃないの?とまで。 そのくらいきれいに磨かれています。 私は木工職人さんの話を聞いて初めて判ったのですが、ここまでツルツルにするのは、特に黒柿をここまでやるのは並ではことだそうです。

そして今では恐らくだれもやらないし、出来ないだろうとのことでした。確かに江戸時代はじめ、手作業の時代こそ分業が盛んでした。故にこの火鉢の縁につかう黒柿だけをひたすら磨き続けた職業があったろうと推測できます。 たしかに昭和も戦後になると黒柿を淵にした火鉢は確かにありません。 なお余談ですが江戸時代には今は無い様々な職業がありました。 廃品回収すら、古い傘を買い取る人。醤油樽、酒樽など樽だけを買って歩く人など。また大根売り、釘売り、針売りと、かなり細分化されていました。 失礼しました。 完全な余談でした。。。


21.jpg

22.jpg
   

第九十四弾 本体のみ \18,400 (梱包手数料 \400含)

第九十四弾 梅セット \32,000 (梱包手数料 \800含)

  • くぬぎ灰 3kg \4,440
  • 照栄堂の五徳(小) \4,800
  • 岩鋳の灰ならしセット \3,800
  • 火起こし器 \1,280
  • 1級くぬぎ炭 3kg \2,000
  • お道具の合計 \16,320 + 火鉢 \18,400
  • セット合計 \34,720 → セット価格 \32,000
  • 特徴: この火鉢は本当に中国製はあいません。確かに南部鉄器といって売られている五徳ですが、色々調べまわってこれが中国で作られていることはわかりました。なのでどうどうと中国製と言っていますが、この火鉢だけはどうか照栄堂の五徳とベースにお考え下さい。
    あとはごくシンプルな物。 梅セットからしてお買い得です。(この言葉も似合わないくらい落ち着いた良い火鉢です)

第九十四弾 竹セット \36,800 (梱包手数料 \800含)

  • くぬぎ灰 3kg \4,440
  • 菊地政光 虫喰い五徳 5寸 \8,200
  • 鍛冶火ばし \3,200
  • 鋳心ノ工房 灰ならし \3,200
  • 火起こし器 \1,280
  • 1級くぬぎ炭 3kg \2,000
  • お道具の合計 \22,320 + 火鉢 \18,400
  • セット合計 \40,720 → セット価格 \36,800
  • 特徴: 五徳が菊地政光さんの虫喰い五徳(五寸)になりました。こうなってくると、まさに 飽きないセット=趣味は火鉢のセット と言えます。 松セットもありますがこの竹セットが一番のお薦めです。 お隣の松セットは五徳を6寸に変更してあります。 その他はあえて同じです。たしかに最高級の品にはその価格に見合うだけの価値がありますが、そこまで価格が高くなくても、充分素晴らしいセットが出来ると言うことをあえて証明したく、火ばしと灰ならしは同じ物を用意してあります。

第九十四弾 松セット \43,800 (梱包手数料 \800含)

  • くぬぎ灰 3kg \4,440
  • 菊地政光 虫喰い五徳 6寸 \14,800
  • 鍛冶火ばし \3,200
  • 鋳心ノ工房 灰ならし \3,200
  • 火起こし器 \1,280
  • 1級くぬぎ炭 3kg \2,000
  • お道具の合計 \28,920 + 火鉢 \18,400
  • セット合計 \47,320 → セット価格 \43,800
  • 特徴: 五徳が菊地政光さんの虫食いの 6寸になりました。 五徳のサイズ的にはこれがお薦めです。しかし5寸を入れると火鉢が上品に、またモダンに見えてきます。 6寸を入れると安定感が増します。 また炭もたくさん入れられるので取り扱いも楽。お湯も5寸より早く沸きます。 写真、5寸を入れた状態と、6寸の状態を両方撮影しておけばよかったと今思っておりますが、どちらをお買い求めになっても後悔は無いと思います。

 

特別バージョン \85,000 (梱包手数料 \800含)

  • くぬぎ灰 3kg \4,440
  • 菊地政光 薩摩五徳 6寸 \24,800
  • 拭き真鍮の火ばし 擬宝珠 \21,000
  • 拭き真鍮の灰ならし \16,000
  • 火起こし器セット \4,200
  • 1級くぬぎ炭 3kg \2,000
  • お道具の合計 \72,440 + 火鉢 \18,400
  • セット合計 \90,840 → セット価格 \85,000
  • 特徴: これはすごいセットです。 道具はどれも一級品。正直これ以上のセットはありません。五徳も本当に素晴らしい薩摩五徳の6寸にしました。 値段を気にせずに素晴らしい物を取りそろえるとこうなります。
    火ばし、灰ならしは、日本にたった一人残る、鉄瓶の取っ手だけを作っている職人さんの作品です。