鉄瓶の使用後は完全に乾かしてしまいます。 長期間使わないときは、新聞紙や布で鉄瓶をくるんで冷暗所に保管します。 その他、火鉢や囲炉裏で使うとき注意。ガスコンロで使うときの注意などについて説明します。
それぞれの情報は、個々のページでも説明されていますが、このページだけで鉄瓶のメンテナンス全般がわかるようにしました。
鉄瓶の使用後は完全に水気をとりのぞきます。 炭火をお使いの方は炭の余熱をつかって最後まで乾かすと楽です。 まだ熱いお湯を捨てた直後は鉄瓶の中が乾燥しやすいので、口でフーフー息を吹きかけるだけで鉄瓶の中が全部乾くこともあります。
ガスコンロ使用の場合は必ず弱火で熱を加えてください。 水気が最後まで残りやすいのは鉄瓶の中の蛇口の付け根です。 鉄瓶の中を覗き込んで、ほとんど乾いているようであればガスコンロの火を止めてあとは余熱で鉄瓶の中を乾かします。
数ヶ月のあいだ鉄瓶を使わないときは鉄瓶を空気中の湿気から守りましょう。
空気中の湿気は意外と鉄瓶の表面を錆びさせます。
季節にもよりますが梅雨時などは鉄瓶の表面が赤くなりやすいです。
鉄瓶を長期間やすませるときは、まず鉄瓶本体を布か新聞紙でくるみます。出来れば湿度の低い日にやると良いです。 その後、可能であれば鉄瓶の入っていた箱にいれます。 その箱保管も、出来れば冷暗所でなるべく床から高い位置にしまいます。
鉄瓶はいずれ錆びますし錆びたときの対処法もありますが、あまり赤錆がひどくてもがっかりしますので長期間鉄瓶を使わないときは出来るだけ保管すると良いかもしれません。
鉄瓶の底に灰が付いていないか確認。 もし鉄瓶の底に灰がついていたら手、もしくは乾いた布ではらっておきます。 これは火鉢・囲炉裏で使う五徳の爪の上に灰がのっていることで付くものです。 灰は湿気を吸い、鉄を錆びさせますので鉄瓶をしまうときは、灰が表面についていない状態にしましょう。
ガスコンロで鉄瓶を使った後に注意することは、やはり同じく鉄瓶から完全に水気を取り除くことです。 「ガスコンロの火は必ず弱火」 を守っていれば、あとは鉄瓶使用後の水気取りを気をつければOKです。
鉄瓶は必ず錆びます。錆びない鉄がないように鉄瓶とは錆びるものです。でも不用意に錆びさせたくはありません。鉄瓶の中に、特に注意が必要です。
『お湯が冷めていくときに錆びます』
鉄瓶の沸騰したお湯が水へと冷めていくときに錆びます。これを一度やってしまうとかなり錆びてしまうことがありますので、充分気をつけてください。 通常使用での鉄瓶の内部の錆は気にする必要は無いのですが、万が一おもいっきり鉄瓶の中を錆びさせてしまったら、以下のやり方で対処します。
鉄瓶の中にユアカ(湯あか)が付いてしまえば、水を入れっぱなしにしてもそうそう錆びることはないのですが、それまでは不必要に鉄瓶の中を錆させないように気をつけます。 万が一、鉄瓶の中がひどく錆びてしまった場合は次の手順で錆を止めます。
これが一連の流れになります。 これを3回繰り返します。
これでお湯が赤くなっていなければ大丈夫。 緑茶のタンニンがタンニン鉄を作って鉄瓶の中の錆を止めます。 ここまでやっても赤水が出る場合、これはもはや修理しかありません。 火鉢屋ではどこのメーカーの鉄瓶でも、いつの時代に作られた鉄瓶でも、全ての鉄瓶修理は鈴木盛久工房にお願いしています。
鉄瓶に穴が開いても修理可能です。
鉄瓶の中、外 と、それぞれ2万円程度で修理可能です。これに送料がプラスされます。もしも大事な鉄瓶でどうしても修理されたい場合はご依頼ください。
また、自分で修理するやりかたもありますので、それについては 「鉄瓶の中が錆びた」 のページをご覧ください。
鉄瓶の外が錆びた場合は、鉄瓶が充分に熱いときに緑茶をしみこませた布で鉄瓶の外側をポンポンと叩きます。 鉄瓶が熱いときなので通常は火鉢や囲炉裏の上でお湯が煮えている時になります。 これを「緑茶でポンポン」と言っています。
詳しくは「鉄瓶の外側に錆が」にも記載してあります。