鉄瓶は修理できます。たとえ穴が空いて水が漏っていたとしても、
鉄瓶の修理は可能です。
鉄瓶の蓋(フタ)だけ破損してしまった場合や、鉄瓶の内側の酷いサビ(錆)、自己修復修不可能なサビ(錆)から、骨董の鉄瓶にあるような恐ろしく錆びたものまで修復が可能です。
ここでは 鉄瓶の中の錆を自分で止めるやりかたと、固くこびりついて浮き上がったような錆を自分でそぎ落とすやりかたをご説明いたします。
先に修理にどのくらいの費用がかかるか知りたい方は、ページ下のほうにある「鉄瓶の修理にかかる費用」 をご覧ください。
鉄瓶を普通に使っている限り修理が必要な状況にはなかなか至りません。
ではどういうときに鉄瓶の修理が必要になるのでしょうか。
といったように、めったに鉄瓶の修理が必要になることはありません。一番可能性があるのが、『鉄瓶から赤水が止まらなくなったとき』ではないでしょうか。
この赤水は、普通に使っている限りは出ませんのでご安心ください。
鉄瓶の中は使っていれば必ず錆びます。 これについては「鉄瓶の中に錆が!」のページに詳しく書いてあります。 よくある錆びは鉄瓶のお湯が赤くなる錆びです。
鉄瓶の中に湯垢(ゆあか)が付く前にお湯をいれっぱなしで放置してしまい、鉄瓶の中を真っ赤に錆びさせてしまうと、その後赤水が出続けます。
程度の軽い錆びですと自然に赤水も出なくなりますが、お湯を入れっぱなしにして放置してしまった場合、鉄瓶の中を酷く錆びさせてしまうことがあります。
お湯が水へと温度が下がっていく時に鉄瓶は錆びます。もっとも気をつける点です。
万が一鉄瓶の中が錆びてしまい赤水が出るときは錆びを止める必要があります。
この場合、以下の手順で赤水が出ないようにします。つまり錆を止めます。
これを3回繰り返します。
赤水は飲んでもお腹がゆるくなるくらいで害はありません。鉄粉を飲んでも平気なように、鉄は元々人間の体と親和性が良いのか害にはなりません。 うっかり飲んでも心配しないで大丈夫だと思います。
でもここまでやっても赤水が止まらないときは、もはや修理するしかありません。修理には大体2万円に送料がかかります。ただしどんな状態でも修理可能です。
色々な錆がありますが、リューターで落としたお客様がいらっしゃいました。またネット上を見ますと同様にご自身で錆を落とされた方がいらっしゃいます。 弊店のお客様の場合は、古い急須の中の盛り上がっているような錆びを、ご自身でお取りになってらっしゃいました。 リューターにも細かさがありますが、それぞれ使い分けて綺麗に錆をお取りになりましたので、中はピカピカでした。
ネット上で以前見つけたコンテンツには、錆を落としたあと漆を塗ってさび止めとしてしました。 実際に鉄瓶の中は金気止めをしたあと漆を塗っています。また漆は目に見えないような穴やヒビの修理にも使われます。
漆を埋め込むことで完全に水漏れをとめることが出来ます。
ただ弊店のそのお客様の急須は錆を全て取り除いてみたら穴が空いていまして、あとは鉄で埋めるしか無いような状態でした。
ネット上で拝見した、ご自身で修理されたかたもかなりの日数をかけて修理してらっしゃいました。 あとはその時間をどう見るかによると思いますが、決して自分で修理が不可能なわけではありません。 もし挑戦された方がいらっしゃいましたら是非ご報告ください。 参考になるように紹介させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
火鉢屋では鉄瓶の修理も承っております。
鉄瓶の修理は、穴が空いていても可能です。 漆を何度も何度も塗っては鉄瓶に焼きをいれて、状態を見ながら治して行きます。
通常1年は期間を見てください。茶釜にいたっては最長3年かかるかもしれないとお伝えしてあります。それでも修理する場合も少なくありません。
修理は全て鈴木盛久工房にお願いしています。 基本的には現物を見て料金が決まりますが、それぞれ鉄瓶の蓋(ふた)の修理:2万円、 鉄瓶の外側の修理及び錆び落とし:4万円、 鉄瓶の内側の修理及び錆び落とし:2万円 が平均的な鉄瓶修理の値段です。 (茶釜はまた別です)
時代もので錆びてしまった鉄瓶の修理の場合、「外側だけ修理」 のような形はあまりとりません。 ですので、フタ、外側、内側 で合計8万円の修理費がかかることになります。
大事な2つの鉄瓶修理のご依頼を承ったことがございますが、ちょうどほぼ倍の16万円でした。
上記の価格がおおむね鉄瓶の修理費用として平均的なものです。 鉄瓶の作りや状態によって値段が上がる場合もありますが、それでも倍程度ではないでしょうか。 今のところ例外はございません。
これに送料がかかります。
お客様 -1-> 火鉢屋 -2-> 鈴木盛久工房で修理 -3-> 火鉢屋 -4-> お客様
都合4つの送料がかかります。
決して安い修理代金ではありませんが、思い出のつまった鉄瓶をどうしても修理してまた使いたい。というご希望はかなえることが出来ます。
なお修理が上がるまでの期間ですが、早くても1年とお考えください。茶釜の例ですが3年経ってもまだ修理中です。 その代わり、素晴らしい状態で生き返ってまいります。