想い出の鉄瓶修理

貴方の大切な鉄瓶は盛岡の鋳掛屋いかけや綱取が修理いたします。

鉄瓶修理について

弦(取っ手)や、フタを新しく造るくことも出来ます。また骨董の、希少な鉄瓶の修理・修復も得意です。その鉄瓶にふさわしい修理をいたします。ご安心ください。

令和2年から、銅のフタの修理作成、銀瓶、銅瓶の修理も可能になりました!

お見積り無料

送っていただく送料はかかりますが、お見積りは無料です。先にお写真を送っていただくことで、概ねの修理費用もお伝え可能です。ご相談お待ちしております。<
急須の修理もできますが鉄瓶修理と変わらないお見積りになります。

納期と料金

時期により異なりますが、概ね1ヶ月ほど。漆の乾きが乾燥している時期は遅いので、秋〜冬は2ヶ月ほどかかります。

修理の鉄瓶は毎月5個〜10個ほどですが、これを超えてきますと修理期間が2ヶ月位になります。予めご了承下さい。

鉄瓶の修理にいくらかかるの?参考例

通常修理:1~3万円

替え底 修理:5万円〜

二度目の修理:前回の半額もしくは送料のみご負担

鉄瓶、とくに古い鉄瓶、茶釜は直しながらつかっていきます。

鉄瓶の取っ手、鉄瓶のフタの修理

鉄瓶の鉉(取っ手)が折れた:1〜2万円

鉄瓶のフタが壊れた/鉄のフタ:1.2~2万円

鉄瓶の銅フタのツマミが壊れた:1.2~3万円

銅フタはツマミの部品が無くてもお造りして修理いたします。


鉄瓶修理のご案内


どんな鉄瓶でも直るの?

  • 鉄器、茶釜、鉄鍋まで修理可能です。
  • IHヒーターの強火で破損は修理できません。
  • 水漏れ、ひび割れ、本体割れまで修理OK!
  • 底がひどく破損の鉄瓶も替底修理で蘇らせます。
  • 替底は全く同じ底を新しく作って取り替える修理です。
  • 砂鉄の修理、銀瓶の修理まで可能です。
  • 急須の修理についてはこちらを御覧ください。

修理までの流れ

  • お写真でも簡単なお見積いたします。
  • もしくは直接、弊店までお送りください。
  • いかけ屋綱取が手で触って音で確認します。
  • 修理方法とお見積り金額をお知らせします。
  • お見積り後に修理不要の場合は着払いでお戻しいたします。お見積り費用は無料です。ご安心ください。
  • 詳細はこちらをご覧ください。>> 修理までの手順
  • お問い合わせページ
  • お問い合わせページにはフォームが2つございます。下のフォームからお写真をお送りいただけます。

修理方法・修理の期間

鉄瓶の修理の方法について解説

急須についてはこのあとに解説いたします。まずは鉄瓶についてです!

  • 最初に表面について油分を取り、お水を入れて状態を確認します。
  • 底の厚みが充分であることが確認できたら錆取りをします。
  • 蛇口に湯垢があればこちらはお取りします。でも内部に湯垢がついている場合はむしろ良いことなので上手に残します。
  • 備長炭で焼き付けながら工房で作成した黒漆(茶葉と鉄分など)の重ね塗りをします。
  • 漆が乾いたら塗り直すを繰り返します。色味と状態で回数は変わります。
  • この焼付はカナキ止めという処理で盛岡の鉄瓶で見られる手法です。鉄が錆びにくいものに変質します。
  • 最後にお湯を沸かして確認します。
  • 修理期間:1ヶ月〜1ヶ月半
  • 修理の終わった鉄瓶にはならし運転が必要です。鉄瓶ご返送の際に手順を同封いたします。

古い鉄瓶、フタが銅の鉄瓶、ヤフオクで購入した鉄瓶の修理について

龍文堂を始めとするフタが銅の「京鉄瓶」の修理について解説します。

フタが銅の京鉄瓶は南部鉄瓶とまた異なる特殊な作り方です。また古いものが殆どなので修理方法も少し変わります

  • 底面が薄くなっているものも多いので水漏れが無くても漆で補強します
  • 水漏れは通常、漆と鉄をまぜたものを詰める埋金修理で対応します
  • 底が薄い場合は埋金で水漏れを止めてもまた漏れることも珍しく有りません。
  • 場合によっては替底(かえぞこ)修理も検討いたします。修理費用は5万円〜になりますが。。。
  • ただ古い京鉄瓶「龍文堂、亀文堂、大國(おおくに)、金寿堂、蔵六」 少数ですが加賀百万石・能登の木越三右衛門 鉄瓶など
  • こうした京鉄瓶は修理前後かかわらず高値で取引されています。多くは修理する価値ございます。
  • 買取金額、市場での相場などもお伝えできますのでお気軽にお尋ねください。
  • 修理期間:1ヶ月〜1ヶ月半
  • 修理の終わった鉄瓶にはならし運転が必要です。鉄瓶ご返送の際に手順を同封いたします。

    ほかに古いもの、掛軸、お経、仏像、古い写真、資料など買取をしております。写真で真贋判定とお見積りもいたします。

鉄瓶修理について、お電話でのお問い合わせ

080-3154-6642 

担当:三浦あつひと

銀瓶の修理/掛け軸の修理 と 真贋判定

銀瓶、銅瓶は千住の鍛金職人さんが修理いたします。

なお掛軸はお写真による真贋判定いたします。
売る気のない掛軸でもお気軽にお尋ねください。写真だけで正確に真贋判定いたします。
お気軽にお役立てください。

修理の流れとお問い合わせへのリンク

修理までの流れ

お問い合わせページ

お問い合わせフォームになっています。鉄瓶のお写真を添付してお送りいただけます。


鉄瓶は修理できる!


鉄瓶は修理できます。たとえ穴が空いて水が漏っていたとしても、 po鉄瓶の修理は可能です。鉄瓶の蓋(フタ)だけ破損してしまった場合や、鉄瓶の内側の酷いサビ(錆)、自己修復修不可能なサビ(錆)から、骨董の鉄瓶にあるような恐ろしく錆びたものまで修復が可能です。

ここでは 鉄瓶の中の錆を自分で止めるやりかたと、固くこびりついて浮き上がったような錆を自分でそぎ落とすやりかたをご説明いたします。先に修理にどのくらいの費用がかかるか知りたい方は、ページ下のほうにある「鉄瓶の修理にかかる費用」 をご覧ください。

鉄瓶に優しい加熱


鉄瓶に最も優しい火鉢の炭火。2番めに優しいのは「ニクロム線の電熱器」。その3番めがガスです。

これって鉄瓶の修理が必要?


お湯が赤くなる

お水を沸かすと赤くなる場合。鉄瓶の修理が必要な場合と、必要ない場合があります。まずは緑茶で煮出す処理をしてみてください。最低2度繰り返して、それでも止まらない場合は修理が必要かもしれません。

水が漏れる

水漏れの原因にも何種類かございます。古い鉄瓶の場合は、鉄の内部が腐食している場合があり、その場合は漆だけでは止められず、底の作り変え(10万円ほど)が必要な場合もございます。軽度の場合は3万円前後で修理可能です。職人さんが底を叩いて音で判断します。時代にもよりますのでまずはご相談ください。

IHヒーターで強火にしてしまった

IHによるトラブルは最近の傾向です。度合いによっては修理不能な場合もございます。IHの利用ではかならず火力は小でご利用ください。

表面に点々ができた

これは油がとんだり、色々だと思います。一番良いのは、お湯をいれてシュンシュン湧いているときに、緑茶を浸した布で表面をポンポン叩いてみてください。緑茶のカテキンと、鉄が反応してタンニン鉄へと変化します。その結果黒くなりますので、点々は目立たなくなるか消えます。それでも気になる場合はお色直しいたしますのでご相談ください、

空焚きをしたら真っ赤に錆びた

この場合も砂鉄でなければ、上記の緑茶の方法でまた黒くなります。また空焚きした場合、慌てて水を入れてしまいますが、鉄瓶の場合はそれでも問題ありません。問題は砂鉄。すでにこのページをご覧の方は手遅れかもしれませんが、砂鉄を空焚きして、突然水を入れますと割れます。これは修理が不能な場合もございます。

物置からご先祖様の鉄瓶が出てきた

古い鉄瓶の場合、見た目が錆びていなくても内部の鉄が腐食していて、じわじわと水が漏れてくる場合が多々ございます。この場合、底の取替をしますとまたご利用いただけます。ただ費用がかさみます。(10万円前後)

その場合、表面だけきれいにしまして、飾っておくという手もございます。ご先祖様がつかっていたもの。大事にしたいです。

骨董屋さんで鉄瓶を購入した

これはもう、色々です。まずはご相談ください。
工房の古い職人と私とでその鉄瓶がいつの時代のものか、作者が判明している場合は本物かどうかなどご案内いたします。まずはご相談ください。

急須の修理について。取っ手が取れてしまいました。

詳しくはこちらをご一読ください。取っ手を取り付けることは出来ますが急須の価格よりも高くなることも。詳しくは下記の記事にて。

急須の修理についての解説

龍文堂の本家で作られた鉄瓶(恐らく初代?)の修理の様子。

龍文堂の鉄瓶の修理ビフォー・アフター

鉄瓶修理 ビフォー・アフター


鉄瓶の修理前と、修理後の様子をご覧いただけま


鉄瓶の修理のbefore-after

最近のビフォー・アフターの記事もぜひご覧ください。

鉄瓶の修理のbefore-after
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【鉄瓶の修理のビフォー・アフターの画像】

鉄瓶修理のビフォーアフターの様子 本体部分の画像
鉄瓶修理のビフォーアフターのフタの様子。画像
鉄瓶修理のビフォーアフター。蛇口や上部の様子の画像
鉄瓶修理のビフォーアフターフチの様子の画像
鉄瓶修理のビフォーアフターの中の蛇口付け根の画像

内側はサビを落とし、漆と1年かけて作る発酵させた天然の染料を塗り、焼付をします。修理直後は発酵液のため石油っぽい匂いがしますが、石油系の化学染料は一切使用しておりませんのでご安心ください。外側の処理も、できるだけ使用感を損なわないように綺麗にしております。思い出はそのままにして、再生しております。

その他の鉄瓶の修理「ビフォー・アフター」

鉄瓶の修理のビフォー・アフターブログへのリンクバナー

鉄瓶の修理はどれも思い出の詰まった鉄瓶。大事にいたします。

お預かりする鉄瓶の中には、100年以上前のも多く、資料的にも大変貴重なものもございます。ブログの方にまとめていきますので、お楽しみに。古い鉄瓶は当時名工とよばれる職人による作品もございますが、工房は既に無いものがほとんど。是非大事に、末永くお使い頂ければと思います。

また、ご先祖様の鉄瓶、ご両親、祖父母さまの鉄瓶など、思い出の詰まった鉄瓶も多く、いずれも大事に取り扱わせていただきます。お返しは、新しい箱にお入れしてお届けいたします。

ちょっと気が早いですが、修理が終わった鉄瓶を大事に使うために。

修理の終わった鉄瓶は、漆塗りと焼付けなどをこなっていますので新品と同様の状態です。
最初の"慣らし"をしたあと、日常的に鉄瓶を使う時に気をつけることをまとめてみました。


有難うございました。



鉄瓶のことで検索され、御覧頂いた皆様。有難うございました。火鉢のお店をやっておりますので、今年の秋〜冬は是非、火鉢もご検討いただければと存じます。


お問い合わせ先

東京都八王子市別所1-24-14
番頭 三浦あつひと
080-3154-6642
hibachiya@gmail.com
@hibakichi

サポートして下った皆様へ

本当は全てのページに書きたいのですが。今まで、8000人以上のお客様にご注文いただきました。中には10回以上お買い物くださるお客様もいらっしゃいました。本当に有難うございます。この14年ほどで、職人さんも半数くらいの方が引退され、商品も半減しました。また福島の原発の影響で、くぬぎ炭の山が使えなくなったりと色々なことがございました。

そうした環境の変化などもございましたが、これからも職人さんと共々、頑張って前に進んでいこうと思います。また、2018年の夏から、新しい動きも始まりました。鍛冶屋さんの作品が、美術的なインテリアとして各所で採用されることになってまいりました。この流れを大事にし、日本の伝統文化を新しい世代が引き継いで行ける魅力あるものにしてまいりたいと思います。どうぞこれからもよろしくお願い致します。 火鉢の道具店(旧火鉢屋) 三浦のぶひと

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